前回はベロシティを中心に解説しました。
今回はデュレーション(音の長さ)について説明したいと思います。
今回も基礎的なことを文字による説明になってしまいます。
ですが、次回以降のためにも知っておいて欲しい重要なことですので、しっかり理解しておいてください
生演奏における四分音符
以前にも少し書きましたが、例えばピアノを5線譜を見て演奏するとします。
5線譜には4分音符や8分音符というような形式で表記されていてそれを演奏するわけですが、それぞれぴったり4分音符・8分音符で演奏しているわけではありません。
・・・何のことだか良く分からないですね(^^;
もっと具体的にかつマニアックに説明しますと、テンポが120の曲で四分音符を正確に演奏すると、0.5秒になります。
ですが、実際の人間が演奏するとなるとぴったり0.5秒なんて再現できませんので、実際には0.49秒だったり0.45秒だったりするわけです。
このように人間の誤差によるずれももちろんあるわけですが、曲調に合わせてあえて少しだけ短くして歯切れをよくしてみたり、あえて長めにして滑らかさを表現する場合もあります。
このように微妙な不正確さが、演奏にいわゆる味を出したり人間味を感じさせたりしてくれます。
これが生演奏の魅力の一つでもあります。
打ち込みにおける四分音符
さて、打ち込みに話は戻りまして、さきほどの例で四分音符をDAWソフトなどに打ち込んで演奏させると、当たり前ですが、ぴったり0.5秒をひたすら演奏します(^^;
これが機械的な演奏に聞こえてしまう原因になってしまいます。
楽器などによっても必要とされる場合とそうでない場合もももちろんあります。
例えば、シンセなどの音色は基本的に機械が演奏するものですので、ぴったりの音の長さでも全然問題ありません。
ですが、人間が演奏するベースやギターを再現する場合などにはこの音の長さ(デュレーション)の設定が非常に大切になってきます。
実践
曲の中で重要なパート(メロディーなど)でのデュレーションの設定はとても大切です。
大げさでなく、曲の雰囲気も変わってきますしね。
実際の制作ではとりあえずぴったりのタイミングで打ち込んでみて、それから少しだけ長くしたり、短くしたりという作業になると思います。
はじめはどのようにしたらよいかよく分からないかもしれませんが、ここは歯切れ良くしたいから少し短くしてみよう、とか滑らかに聞かせたいから少しだけ音符を重ねてみよう・・、とかいろいろと試行錯誤しているうちにだんだんと身についてくると思います。
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