DTM作曲講座の中の、打ち込みについて解説するページです。

打ち込み講座
打ち込みを行う際のポイントなどについて書いています。
目次(1)
ピアノロール・スコアエディタ・リストエディタ
入力方法について
ベロシティの設定
デュレーションの設定
ドラムの打ち込み
ドラムの基礎知識
目次(2)
より高度なドラムの打ち込みをするためのコツ
ドラムの打ち込みをうまくなる方法
ベースの基礎知識
エレキベースの解説
ルート弾きとは
ベースの打ち込み
わかりやすいDTM作曲講座 >> 打ち込み講座 >> ピアノロール・スコアエディタ・リストエディタ
◆イベント情報
作曲コンテスト力試しに、あるいは他の制作者の交流を
目的に参加してみてはいかがでしょうか。

ピアノロール・スコアエディタ・リストエディタ

目次:

1.概要

2.キーエディタ(ピアノロール)

3.スコアエディタ(五線譜)

4・リストエディタ(数値入力)

5.まとめ



打ち込み画面


DAWソフトで実際に打ち込みをする場合の解説をしていきます。

まず、打ち込みをする際の画面についてですが、大まかにわけると

「3種類」の画面があり、

自分の打ち込みやすい画面で作業を行うことができます。また、名前についてはここではCubaseで用いられている名前を主に使っていますが、DAWソフトによっては画面の名称が違う場合もあります。

画像も紹介していますので参考にしてください。それぞれの画面の画像は、同じデータの同じ場所でのスクリーンショットなので、見比べてみると面白いかもしれません。 (画像をクリックすると大きな画像が見れます)


キーエディタ(ピアノロール)
クリックすると大きな画像が見れます

ピアノロール画面などとも呼ばれます。一般的に、一番打ち込みに用い  られている画面だと思います。私もほとんどの打ち込み作業がこの画面で す。まずは、画面を見ていただければと思います。画面はCubaseのものですが、基本的に他のソフトも大差はないと思います。


一番基本的なルールですが、

 「横が時間軸で、縦が音程です」

時間の進行方向は右側で、再生してみますと、現在位置がどんどん右側に移動していきます。縦軸の音程については、上に行くほど高い音程となっています。



○「キーエディタの特徴」


この画面の最大の特徴は、

 音の長さ・音の高さ(音程)・音の強さ(ベロシティ)

までもが視覚的に表示されることです。音の長さや音程を視覚的に確認しながら、打ち込みを行うことができます。


○音の長さ→横棒の長さ

○音の高さ→上下の位置(上に行くほど高い音程)、

○音の強さ→色



で表されています。この画面では色設定がデフォルトで、一番強い音が  赤で、弱くなっていくにつれて青に近づいていくようになっています。自 分の好きな設定に変更できます。


○「キーエディタの利点」


次に説明するスコアエディタでも、5線譜に慣れている方であれば視覚的に把握しやすいですが、ピアノロールでの強みはより 「細かな値に設定できる」ことです。

例を挙げますと、例えば4分音符よりほんの少しだけ短い音符を入力したいとします。このような場合、5線譜では非常に表現しにくいものです。 ですが、このキーエディタであれば、簡単に設定でき、しかも視覚的で、見たらすぐ分かるようになっています。



○「五線譜との比較」

鍵盤楽器などを演奏される方は分かると思いますが、5線譜というのは曖昧な部分が多い表記方法です。スタッカートなどの表現なども基本的に 演奏者に表現をゆだねるような形になっています。ですが、このキーエデ  ィタは曖昧な部分がなく、正確に指定したものを、コンピュータが正確に演奏します。


話は若干それますが、パソコンは指定した通りに演奏するのは得意ですが、楽曲を理解して感情豊かに演奏したりはしません、当たり前ですが(^^;

なので、ただ単に曲の通りに打ち込むだけでは機械的な演奏になってしまいます。リアリティのある演奏をさせるためには、リアリティを出すために人間がうまいこと打ち込むしかありません。そこが打ち込みの難しい点でもあり、腕の見せ所でもあります。


○「キーエディタ 使いこなし」

話は戻りまして、このキーディタですが、始めは使いにくく感覚的に理解しにくいかもしれません。 (私もエレクトーンを8年ほどやっていて基本的に五線譜の人間だったので、始めは感覚的に慣れないものがありました。)

ですが、慣れてしまうとこれほど強力な編集画面はないという位便利な画面ですので、打ち込みをされる方は是非使いこなせるようになって欲しいと思います。



スコアエディタ(5線譜画面)

クリックすると大きな画像が見れます


いわゆる5線譜ですね。多分どなたも一番馴染みが深いだろうと思います。とりあえず初めて打ち込みをする方であれば、まずはこの画面で打ち込みをするのが分かり易いかもしれません。

ただ、キーエディタの項でも話しましたが、細かい設定はキーエディタに比べると不便な点があるので、使い分けが重要になってくると思います。

私自身の制作では、キーエディタに慣れてしまってからはあまりこの画面を使うことはありません。実際に鍵盤などで演奏してみる場合にこの画面を見たり、あるいは楽譜を印刷する必要がある時ぐらいです。


リストエディタ(数値入力)




全ての音符のデータなどが数値で表されています。数値で直に設定するので、大変細かなエディットも即座に行うことができますが、この画面での操作に熟練しないと相当に難しい作業だろうと思います。

最終的に何らかのチェックなどに使うのは良いと思いますが、この画面  を打ち込みのメインとして入力作業を一から行っていくのはあまりおすすめできません。よっぽど数字に強い人でない限りはキーエディタなどの方が普通は効率が良いと思います。

過去に一世を風靡した(?)レコンポーザというソフトがあるのですが、このソフトはこのリストエディタをメインとするもので、打ち込み職人と か呼ばれるような人達がこの画面で高速な入力を行っていたそうです。

熟練した人になるとエクスクルーシブデータ(エフェクトを設定したりするデータです)なども16進数を直に入力していたとか・・・、凄すぎますね (^^;



■まとめ

これから打ち込みをはじめる方であれば、まずはキーエディタ(ピアノロール)か、あるいはスコアエディタを使いこなせるようになって欲しい と思います。ですが、最終的にはキーエディタがやはり効率が良いと思いますので、キーエディタをマスターすることを目指してください。

入力方法については、過去に解説しましたが(忘れた、あるいは読んで  ないという方は「入力方法について」というところを参照してください)、

 ○「キーエディタ+ステップ入力」

あるいは

 ○「キーエディタ+リアルタイム入力」

の組み合わせが効率良く打ち込みが行えると思います。もちろん、「俺 はマウスでも高速入力できるぞ!」という方もいるかもしれませんし、ご自分で一番打ち込みしやすい環境を見つけてください。


注)掲載している画像はスタインバーグジャパン社からの許諾を受けて掲載しています。他への無断掲載、転載などは固く禁じます。


作曲・DTMに使えるピアノ素材集。 ピアニストが制作したピアノのMIDIフレーズ集! 自分の楽曲に、質の高いピアノ伴奏を取り入れることができます。 こちらで視聴も可能です。
リンク集
わかりやすいDTM作曲講座 | DTM作曲コンテスト | 音楽機材口コミレビュー | 作曲家のためのサイト指南書